鞭打ち
むちうち
名詞
標準
whipping
文例 · 用例
」 さう考へながら、私はひるまうとする自分を鞭打ち努めた。
— 南部修太郎 『處女作の思ひ出』 青空文庫
が、そこで私は自分を鞭打ちながら踏み留まつた。
— 南部修太郎 『處女作の思ひ出』 青空文庫
「金だけ置いてやらう……」と、咄嗟にさうした苦苦しい決心で自分を鞭打ちながら、私は仕方なく女のあとに續いた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
そして、現在までの処では私も可成りな不満を氏の芸術に抱いてゐるものであるが、恐らく氏はその壮心と精進的態度の下に自己を鞭打ちながら、やがては私の所期する処に自己の芸術を展開させて行くに違ひないと信じてゐる。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
然し、ともあれ現在の芥川氏は自ら鞭打ちながら、精進しながら、内に苦しみを抱きながら、その芸術的展開の一つの道程にある。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
その飽くまでも靈の世界の永遠を信ずるの強きに於て、また絶え間なき祈祷と瞑想によつて精神生活を充實せしめ、怠りなき勞働によつて肉體を鞭打ちつつ妄執と欲望と邪念から解脱せんとする努力に於て、私は尊ぶべきものあるを思ふことが出來る。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
かならず後悔ほぞを噛むと知つてゐながら、興奮するとつい、それこそ「廻らぬ舌に鞭打ち鞭打ち」口をとがらせて呶々と支離滅裂の事を言ひ出し、相手の心に軽蔑どころか、憐憫の情をさへ起させてしまふのは、これも私の哀しい宿命の一つらしい。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
五分間も経つたかと思ふと、岸からウルグ島までの海が抑へられない憤怒の勢ひを以て、鞭打ち起された。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『うづしほ』 青空文庫
作例 · 標準
古代ローマでは、罪人への鞭打ちが公開刑罰として行われた。
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彼は自分に鞭打ちを課すかのように、連日猛特訓を続けた。
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その歴史書には、奴隷への鞭打ちの記述が残されている。
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標準
whiplash
作例 · 標準
交通事故で首に強い衝撃を受け、鞭打ちになった。
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医者は彼の鞭打ちの症状を詳しく診察した。
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鞭打ちは、治療に時間がかかることがある。
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ウィキペディア
鞭打ち(むちうち)は、刑罰の1種で、鞭で打って苦痛を与え、これにより悔悟や自白を強要する罰。東洋では笞刑(ちけい)とも称する。世界中で刑罰、拷問として広く行われ、刑罰としてシンガポール、マレーシア、イスラム国家で行われている。
出典: 鞭打ち — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0