名剣
めいけん
名詞
標準
famous sword
文例 · 用例
三 海、また湖へ、信心の投網を颯と打って、水に光るもの、輝くものの、仏像、名剣を得たと言っても、売れない前には、その日一日の日当がどうなった、米は両につき三升、というのだから、かくのごとき杢若が番太郎小屋にただぼうとして活きているだけでは、世の中が納まらぬ。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
ですから、氏神、本殿の、名剣宮は、氏子の、こんな小僧など、何を刎ねようと、蜻蛉が飛んでるともお心にはお掛けなさいますまい。
— 泉鏡花 『菊あわせ』 青空文庫
――処で、名剣神社前の、もとの、私どもの横町の錦絵の中で、今の、それ、婀娜一番、という島田髷を覚えていらっしゃろう。
— 泉鏡花 『菊あわせ』 青空文庫
名剣神社の拝殿には、紅の袴の、お巫子が二人、かよいをして、歌の会があった。
— 泉鏡花 『菊あわせ』 青空文庫
どんな魔物でも名剣の威徳にはかないません。
— 岡本綺堂 『蟹満寺縁起』 青空文庫
大鴻よく大鴻の志を知り、名手よく名剣の切れ味を知るとはまさにこれです。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
「貫心院釈名剣信士――」 という字が見えるのです。
— やまがら美人影絵 『右門捕物帖』 青空文庫
院号、信士はとにかくとして、釈名剣と、剣の一字の交じっているのは、あきらかに町人ではない。
— やまがら美人影絵 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
博物館には、かつて英雄が使っていたとされる名剣が展示されている。
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伝説によれば、その名剣は持ち主に不死の力を与えるという。
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彼は代々伝わる家宝の名剣を大切に保管している。
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