見込み違い
みこみちがい
名詞
標準
miscalculation
文例 · 用例
そのときもはや翁の用意していた福慈岳に対する高さの心積りはあまりの見込み違いに切って数段に飛ばし散らされていた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それが見込み違いとなって、銀行はあやしくなり出して仕舞ったものですから、母は珪次を憎み出しました。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
わたしは見込み違いをしていた」と言って、その僧を追い出し、住まわしていた庵室まで穢らわしいと言って焼き払いました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
見込み違いのものに金をつぎ込んだと思われたら、非常にお気の毒ですが」 復一の気勢を見て、動かすべからざることを悟った鼎造は、もう頭を次に働かせて、彼のこの執着をまた商売に利用する手段もないことはあるまいと思い返した。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
私がここに突っ立ったまま、自分で診ることも誰かを連れてきて診てもらうこともなく、見殺しに出来ると思ったら、とんだ見込み違いだ。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
行くにも帰るにも確かな横風がないと決して出かけませんでした、――着くまでは大丈夫やまないと思えるようなやつですね、――そしてこの点では、私どもはめったに見込み違いをしたことはありませんでした。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
このような種類の推測を何べんもやり、そしてみんな間違ったあげく、この事実――私がかならず見込み違いをしたというその事実――が私にある一つながりの考えを思いつかせ、そのために手足はふたたびぶるぶる震え、心臓はもう一度どきんどきんと強く打ちました。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
「あなたは見込み違いをしていらしたのでしょう。
— THE PURLOINED LETTER 『盗まれた手紙』 青空文庫
作例 · 標準
計算外の出費が重なり、資金繰りに見込み違いが生じてしまった。
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相手の反応が予想以上に冷ややかで、完全にこちらの見込み違いだった。
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「すぐに終わるだろう」という甘い見込み違いのせいで、夜更かしすることになった。
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