オゾン
オゾン
名詞頻度ランク #17722 · 青空 41 例
標準
ozone
文例 · 用例
色々あるどころか無数にあつて、空気中のオゾンの量に因ると考へる人だつてないとは云へぬ。
— 中原中也 『山羊の言』 青空文庫
(明治四十一年五月十八日『東京朝日新聞』) 八十 水の消毒 空気中に電気の火花を通ずる時一種の臭気を帯びたるいわゆるオゾン瓦斯が出来る。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
オゾンを作るには交番電流を特別な変圧器に通じ、この器内に生じた瓦斯を給水管中に吸い込ませるようにしてある。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
尤も汲み出した時にはオゾンの臭気がするが、これはすぐに消失するという事である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
はたやオゾンの香のしめり、渦巻き縺れ、昼も、夜も、間なく、時なく、ひたぶるに暈めき、醸す死の恐怖、列ね立てたる柱には、『触るる者かく死すべし。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
腥くさきオゾンのにほひ雫する穂麦のしらみ、今裂けし欅の大木燥るがごと疼くいたでに脂黒くしたたるみぎり、油蝉ぢぢと鳴き立つ。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
この無良心、無恥な、唯物功利道徳の世界は到る処に探偵趣味のスパークが生む、新しい芸術のオゾン臭が、生々しく蒸れ返っている筈だ。
— 夢野久作 『探偵小説の真使命』 青空文庫
推理と抒景と並行する時、スルリと抒景と一致する時、本格物の痛快味が、忽然スパークを放射して、たまらなく爽快なオゾン臭を放つ。
— 夢野久作 『探偵小説漫想』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
オゾン(ozone)は、3つの酸素原子からなる酸素の同素体である。分子式はO3で、折れ線型の構造を持つ。腐食性が高く、生臭く特徴的な刺激臭を持つ有毒な気体である。地球の大気中にとても低い濃度で存在している。漢字で阿巽とも当てて書いた。活性酸素の一種。
出典: オゾン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0