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クローク

クローク
名詞
1
標準
cloakroom
文例 · 用例
と、階段わきのクロークルームの前でぱったり、ピエロの仮装をした少年紳士の郁さんに出遇ったのでした――郁少年の事はたしかまだお話し致しませんでしたね。
渡辺温 象牙の牌 青空文庫
ここにおいて、番町さんの、泉、はじめて悠然として、下足を出口へ運ぶと、クローク(預所)とかで、青衿が、外套を受取って、着せてくれて、帽子、杖、またどうぞ、というのが、それ覚えてか、いつのこと……。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
それだけに離婚の決意は、七月十八日夜自宅のクローク・ルームで戸田氏と華子との姿を発見して以来の妻の思想と言動に就いて冷静な判断を下した上でなされたものです。
その七 宮様は一級紳士 安吾人生案内 青空文庫
ガラス扉を押して、クロークにコートをあずけると、ボーイ長らしいのが、見さげはてたような目付で、サト子のほうへやってきた。
久生十蘭 あなたも私も 青空文庫
」「それは、まあ、いろいろ……急ぐから、きょうは、これで失礼……このところ、警視庁の防犯課というところにいますから、用があったら電話をかけてください」 クロークでコートを受けとると、袖に手をとおしながら、そそくさと回転ドアを押して出て行った。
久生十蘭 あなたも私も 青空文庫
「パパ、神月さんがきましたよ」 サト子はぎょっとして、クロークのほうへ振り返った。
久生十蘭 あなたも私も 青空文庫
サト子はあてどもなくクロークのほうをながめながら、神月のほうの話をはやくきめて、いくらかでも前渡金を握りたい思いで、焦々してきた。
久生十蘭 あなたも私も 青空文庫
」「あいにく、そんなひともいない」 サト子はグリルの丸椅子から辷りおりると、なに気ないふうでクロークのほうへ歩いていった。
久生十蘭 あなたも私も 青空文庫
作例 · 標準
劇場に着いてまず、コートをクロークに預けた。
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ホテルには、宿泊客の荷物を預かるためのクロークが完備されている。
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イベント会場のクロークは長蛇の列で、荷物を預けるのに時間がかかった。
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