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遊軍

ゆうぐん
名詞
1
標準
reserve corps
文例 · 用例
」 遊軍に控えたのまで手を添えて、搦め倒そうとする糸が乱れて、網の目のように、裾、袂、帯へ来て、懸っては脱れ、また纏うのを、身動きもしないで、彳んで、目も放さず、面白そうに見ていたが、やや有って、狙を着けたのか、ここぞと呼吸を合わせた気勢、ぐいと引く、糸が張った。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
此時、想世界の敗将気|沮み心疲れて、何物をか得て満足を求めんとす、労力義務等は実世界の遊軍にして常に想世界を覗ふ者、其他百般の事物彼に迫つて剣鎗相|接爾す、彼を援くる者、彼を満足せしむる者、果して何物とかなす、曰く恋愛なり、美人を天の一方に思求し、輾転反側する者、実に此際に起るなり。
北村透谷 厭世詩家と女性 青空文庫
幸村茶臼山に陣し、毛利勝永は天王寺南門に備え、大野治長の先鋒銃隊東に在り、左方岡山口は大野治房を配し、迂回すべき遊軍は明石|全登が精兵三百を率いた。
菊池寛 大阪夏之陣 青空文庫
師泰の遊軍二万は和泉堺を占領し、楠軍出動の要地である東条を、側面から衝かんとして集結中である。
菊池寛 四条畷の戦 青空文庫
』『サア、それは未だ決めてないんだが、僕の考へぢやマア、遊軍と云つた樣な所が可いかと思つてるがね。
石川啄木 病院の窓 青空文庫
』『サア、それは未だ決めてないんだが、僕の考へぢやマア、遊軍と云つた様な所が可いかと思つてるがね。
石川啄木 病院の窓 青空文庫
主なる試問者は勿論その論文を精査した二三の教授諸氏であつたが、自分も傍から折々遊軍的に質問を出して見た。
平田禿木 趣味としての読書 青空文庫
此門は加番米津が守つて、中小屋加番の井伊が遊軍としてこれに加はつてゐる。
森鴎外 大塩平八郎 青空文庫
作例 · 標準
秘密裏に交わされた幽契は、長い年月を経ても破られることはなかった。
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二人の間には、人知れず交わされた幽契があった。
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彼は、古くからの約束である幽契を守るため、困難な旅に出た。
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