六国史
りっこくし
名詞
標準
Rikkokushi
文例 · 用例
六国史などを読んで、奈良朝の昔にシナ文化の洪水が当時の都人士の生活を浸したころの状態をいろいろに想像してみると、おそらく今の東京とかなり共通な現象を呈していたのではないかと思われることがしばしばある。
— 寺田寅彦 『カメラをさげて』 青空文庫
「六国史」を読んでいると現代に起こっていると全く同じことがただ少しばかりちがった名前の着物を着て古い昔に起こっていたことを知ってあるいは悲観しあるいは楽観するのである。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
わが国の『六国史』は帝家の旧記にして、華胄の旧記、諸記録は主としてその家々のことに係る。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
鴎外が董督した改訂|六国史の大成を見ないで逝ったのは鴎外の心残りでもあったろうし、また学術上の恨事でもあった。
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
学は仏、儒、老、荘、国典等に渉りしが、就中、唯識、六国史、万葉集、古今集、韻鏡等に精通せり。
— 與謝野禮嚴 『禮嚴法師歌集』 青空文庫
宗教的行動に出られる時の心持ちは、さうした側に冷淡な六国史流の記述では知られない。
— 折口信夫 『相聞の発達』 青空文庫
本朝書籍目録などの分類によると、帝紀の項に、旧事本紀・古事記から、六国史及び、日本紀私記其他雑史書類までも収めて居る。
— 折口信夫 『日本書と日本紀と』 青空文庫
嘗て彼の「東北日記」の原稿を見るに、その表紙の裏面に、細字を以て『六国史』云々と乱抹せるものあり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
作例 · 標準
六国史は、日本古代史を研究する上での基本史料だ。
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彼は大学で、六国史の記述を比較検討するゼミに所属している。
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図書館で『日本書紀』を含む六国史の現代語訳を借りてきた。
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ウィキペディア
六国史 とは、古代日本の律令国家が編纂した6つの一連の正史のことである。一部に紀伝体的要素をとりいれつつも(薨卒伝)、概ね編年体で記されている。
出典: 六国史 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0