保革
ほかく
名詞
標準
conservatism and progressivism
文例 · 用例
「現状はもはや黙視するに忍びない……」 北槻中尉は隊付将校に特有の保革油の臭いを、俺の鼻にツンツン臭わせながら、「軍人が蹶起していよいよ国の建て直しをやろうというのです」 俺は顔をしかめた。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
保革油の臭いが俺は嫌いなのだ。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
北槻中尉らの青年将校は、保革油の臭いとともに軍人臭をぷんぷん放っていて、地方人(民間人)を何か見くだしているふうがあった。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
こは謙遜にあらず、今なほかく信じて疑はざる所なり。
— 芥川龍之介 『その頃の赤門生活』 青空文庫
同行の学者の中にも、或はこの点、やはり隈ない理会のとゞかぬらしく、たなを吊り棚とばかり考へてほかくれぬ人もある。
— 折口信夫 『たなばたと盆祭りと』 青空文庫
老羸なほかくの如くにして聊時運に追随することを得たりとせんか、幸何ぞよくこれに若くものあらんや。
— 永井荷風 『桑中喜語』 青空文庫
彼が「俗なほかくのごとし」として僧侶に訓える美徳は、すべて儒教の徳なのであるが、彼はそれを仏徒にもふさわしいと見るのである。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
俺らなんかたった三両ほかくんねえぞ」 そして、あんな大袈裟な前触れで来ていながら、たったそれっぽっちずつほか呉れないで、有難がらせようとしたって無理だとか、金の割当て方が不公平だとかいう不平が、彼女等が来ない前よりもっとひどく、町の者への悪感を強くさせた。
— 宮本百合子 『貧しき人々の群』 青空文庫
作例 · 標準
その国の政治は、長年保革勢力の対立が続いてきた。
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保革両党が協力して、新たな政策を打ち出した。
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今回の選挙では、保革どちらの候補が勝つか予測が難しい。
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