挺する
ていする
動詞-サ変-特殊動詞-他動詞
標準
to put (oneself) forward
文例 · 用例
現実を客観的に把握し得る作家的力量、作品を客観的に芸術価値高きものにすること、作家が社会の客観的関係と自身プロレタリア作家であることの真の意味とを理解して身を挺することを学ぶこと等が、必要とされているのである。
— 宮本百合子 『プロ文学の中間報告』 青空文庫
さりとて上記の作家達が『文芸戦線』の文学運動に身を挺するには、その文学理論が納得されなかったこともあろうし、その納得されにくい気分の根本には都会の小市民生活が必然した都会主義も強く作用した。
— 宮本百合子 『昭和の十四年間』 青空文庫
ディレッタントとかアマチュアというものは良い目があっても身を挺する信念も情熱も本当の自信もないのだから駄目で、芸術界に限らず、政界でも財界でも、真実その道、わが道に殉ずる情熱のないディレッタントや学者が責任ある位置につくことは最も不幸なことだと痛感した。
— 坂口安吾 『日映の思い出』 青空文庫
戦国時代百年の間は、上は大将から下は荷担ぎの軍夫にいたるまで、運は天にあり、何物も進んで取るべしとばかりに、あらゆる冒険に身を挺するのである。
— 久生十蘭 『うすゆき抄』 青空文庫
或る人々は、その様な事は誤った事だと、私の此れから述べる事をひていするかもしれない。
— 宮本百合子 『大いなるもの』 青空文庫
そしたら懸賞五百ドルをていするぞ」 ケンは、どなり、さけぶ。
— 海野十三 『恐竜島』 青空文庫
作例 · 標準
彼は会議で積極的に意見を挺し、議論をリードした。
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失敗を恐れず、自ら困難な課題に挺することは重要だ。
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「もっと前に挺しないと、誰も君の才能に気づかないよ!」と、先輩が後輩にアドバイスした。
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