手玉
てだま
名詞頻度ランク #44329 · 青空 268 例
標準
beanbags
文例 · 用例
お源はサと顔を真赤にして狼狽きった声を漸と出して「お宅ではこういう上等の炭をお使いなさるんですもの、堪りませんわね」と佐倉の切炭を手に持ていたが、それを手玉に取りだした。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
眼前にまざまざと今日の事が浮んで来る、見下した旦那の顔が判然出て来る、そしてテレ隠しに炭を手玉に取った時のことを思うと顔から火が出るように感じた。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
それはちょうど、坂の上から小さい雪の手玉を転がし落すと、坂の下まで来たときには大塊の雪団になっているようなものです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
寝ながら、舞扇のお手玉して、千鳥に投げて遊ぶのであった。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
疾い事、くる/\と引込んで手玉を取るから、吃驚して、元二が引くと放さぬ。
— 泉鏡太郎 『二た面』 青空文庫
はやしのなかにふる霧は、 蟻のお手玉、三角帽子の、一寸法師のちいさなけまり」 霧がトントンはね踊りました。
— 宮沢賢治 『虹の絵具皿』 青空文庫
若い役者のなにがしと立てられた噂や、田舎出の若旦那を手玉にとつたと云ふ蔭口は、全く根も葉もない事ではないのであつた。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
驚破やと起って行き見れば、この時しも得三が犠牲を手玉に取りて、活み殺しみなぶりおれる処なりし。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
作例 · 標準
子どもの頃、姉と手玉で遊んだ記憶がある。
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この手玉は、祖母が手作りしてくれたものだ。
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大道芸人が三つの手玉を軽々とジャグリングして見せ、観客から拍手が起きた。
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