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無目的

むもくてき
形容動詞名詞-の形容詞名詞
1
標準
purposeless
文例 · 用例
「いき」は安価なる現実の提立を無視し、実生活に大胆なる括弧を施し、超然として中和の空気を吸いながら、無目的なまた無関心な自律的遊戯をしている。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
「いき」の無目的な目的は、唇の微動のリズムに客観化される。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
「いき」を現わすには無関心性、無目的性が視覚上にあらわれていなければならぬ。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
そこで仏陀やショペンハウエルの教える通り、宇宙は無明の闇夜であって、無目的な生命意慾に駆られながら、無限に尽きない業の連鎖を繰返しているところの、嘆きと煩悩の娑婆世界に外ならない。
萩原朔太郎 老年と人生 青空文庫
伯父はまた常に、三造には無目的としか思えないような旅行を繰返していた。
中島敦 斗南先生 青空文庫
○青年二、(更に激しく)前進だ、行かう、我々にとつて無目的な朝などは、たゞの一日もないのだから、○青年三、(激しく)我々は太鼓をうち、このやうに、街をすぎ野を走る。
小熊秀雄 きのふは嵐けふは晴天 青空文庫
アイヌは説明する、狙ふもの、撃つもの、射撃の目的は最後の一羽までにある、いらいらとして無目的な射撃はただ標的を飛立たしてしまふだけだ――、なんといふ貴重な教訓だらう、アイヌは和人よりはるかに科学的である、仕事は組織的だ、狙ふものの、生活をよく理解し、その習性を観察してゐる。
詩集(5)飛ぶ橇 小熊秀雄全集-6 青空文庫
自由なる創造の世界は遊戯の世界であり、趣味の世界であり、無目的の世界である。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
作例 · 標準
休日は特に予定を立てず、無目的に街をぶらぶら歩くのが私の楽しみだ。
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彼は人生に絶望し、ただ無目的に日々を過ごしているように見えた。
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ネットサーフィンを無目的に続けているうちに、気づけば数時間が経過していた。
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