月中
つきなか
名詞名詞-の形容詞
標準
middle of the month
文例 · 用例
大隅君が渡支して五年目、すなわち今年の四月中旬、突然、彼から次のような電報が来た。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
例えば今月中少なくも各一回の雨天と微震あるべしというごとき予報は何人も百発百中の成効を期して宣言するを得べし。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
南京虫や蚤蚊に攻められながら、野羊の乳を飲み、アラビア人のコックの料理を食って、一八七二年の十二月十二日から翌年三月中旬にわたる単調な船住いをつづけた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
七月下旬に沓掛へ行ったときは時鳥が盛んに啼いたが、八月中旬に再び行ったときはもう時鳥を聴くことが出来なかった。
— 寺田寅彦 『KからQまで』 青空文庫
これで十月中旬來引きつづいての朝毎の喘息發作も一おう納るのだらうと思ふと、恐らく人によつては非常な苦惱に違ひないところの九度二分の發熱も自分には何物でもなく、一種の肉體的福音なのだ。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
むしろ、これらの作家の小説と並んでその傍に、二、三行で報道されている、××の仕打ちに憤慨して銃を自分の口にあてゝ足で引金を踏んで自殺したという兵卒の記事(明治二十八年一月中央新聞)の方が、はるかに深い暗示に富んでいる。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
今年の天候異常で七月中晴天が少なかったために、何か特殊な、蜜蜂の採蜜資料になるべき花のできが悪かったか、あるいは開花がおくれたといったような理由があるのではないかとも想像される。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
十三 九月中旬になって東京の街路を飾るプラタヌスの並み木が何か思い出しでもしたように新しい芽を出している。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
作例 · 標準
家賃の支払いは月中までに済ませる必要がある。
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今月中には、このプロジェクトを終わらせたい。
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月中になると、給料日を待ちわびる気持ちになる。
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