歴史小説
れきししょうせつ
名詞
標準
historical novel
文例 · 用例
私は鴎外の歴史小説が好きでしたけれど、芹川さんは、私を古くさいと言って笑って、鴎外よりは有島武郎のほうが、ずっと深刻だと私に教えて、そのおかたの本を、二三冊持って来て下さいましたけれど、私が読んでも、ちっともわかりませんでした。
— 太宰治 『誰も知らぬ』 青空文庫
歴史小説というものが、この頃おそろしく流行して来たようだが、こころみにその二、三の内容をちらと拝見したら、驚くべし、れいの羽左、阪妻が、ここを先途と活躍していた。
— 太宰治 『鉄面皮』 青空文庫
私には手軽に、歴史小説も書けません。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
老人は歴史小説が好きで、先月から連載中の塚原|渋柿園氏作『由井正雪』を愛読しているというのである。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
半七老人のような人物が歴史小説の愛読者であるというのは、なんだか不似合いのようにも思われるが、その説明はこうであった。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
それですから、明治の此の頃流行の恋愛小説なんていうものは、何分わたくし共のお歯に合わないので、なるべく歴史小説をさがして読むことにしています。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
その他、最近に於いて大衆性のない小説は、歴史小説、宗教小説、教訓小説、及び凡て世界大戦前に題材をとつた小説であつて、これ等は大衆小説としては殆んど皆失敗してゐる。
— 平林初之輔 『商品としての近代小説』 青空文庫
尤も中にはラフアエル・サバチニの歴史小説のやうな例外がないわけでもないが。
— 平林初之輔 『商品としての近代小説』 青空文庫
作例 · 標準
今放送されている大河ドラマは、司馬遼太郎の有名な歴史小説が原作だ。
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彼女は歴史小説を読んで、戦国武将たちの生き様にすっかり魅了されてしまった。
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事実とフィクションを巧みに織り交ぜたその歴史小説は、瞬く間にベストセラーになった。
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