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掬い

すくい
名詞頻度ランク #28545 · 青空 23
1
標準
scooping
文例 · 用例
蘆の根方に住んでいる小|鰻がそれに取りつく、環をそっと引き上げて、未練に喰い下って来る小鰻を水面近くまでおびき寄せ、わきから手網で、さっと掬い上げる。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
それでもどうにかこうにか綾なして、だんだんに手元へひき寄せたらしく、為さんは手網を持って掬いあげようとする。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
……間もなく、湯に浮いた垢がキレイに掬いとられていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
けれども、きょうは、この書斎一ぱいのはんらんを、はんらんのままに掬いとって、もやもや写してやろうと企てた。
太宰治 古典竜頭蛇尾 青空文庫
二郎やむを得ず宝丹取りだして、われに渡しければわれ直ちに薬を掬いて貴嬢が前に差しいだしぬ、この時|貴嬢が眼うるみてわが顔を打ち守りたまいたる、ああ刻き君かなとのたまいしようにわれは覚えぬ。
国木田独歩 おとずれ 青空文庫
水車の水を低所より高所に掬い上げる機能が因であります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
)お沢 (箒を堂の縁下に差置き、御手洗にて水を掬い、鬢掻撫で、清き半巾を袂にし、階段の下に、少時ぬかずき拝む。
泉鏡花 多神教 青空文庫
雨が続いて泥濘になったのを見澄して、滝太が手で掬い、丸太で掘って、地面を窪めておき、木戸に立って車の来るのを待っていると、窪は雨溜で探りが入らず、来るほどの車は皆輪が喰い込んで、がたりとなる。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
作例 · 標準
金魚すくいの屋台には、子供たちの楽しそうな声が響いている。
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泥水の中を網で一掬いすると、小さなヤゴが捕れた。
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お玉でスープを一掬いして、味を確かめてみる。
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