肘掛け
ひじかけ
名詞
標準
armrest (of a chair)
文例 · 用例
シャーロック・ホームズは彼らしく快く迎え、そして扉を閉め、丁重に肘掛け椅子を勧めながらも、さっと女をながめ回す。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
依頼人は肘掛け椅子に座り込み、かたやホームズはご婦人に挨拶したあと、依頼人のわきに腰掛ける。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
」「しつかりして呉れ……俺が今……」 さう云つて私は、椅子の肘掛けに腕を立てようとしたが直ぐに尻もちをついた。
— 牧野信一 『素書』 青空文庫
ちょうどその日、宿直の番に当たった会計の野田幸吉は、宵の口の騒ぎもほぼ静まり、ほうぼうからうるさく問い合わせてくる電話の応接もたいてい済んだので、肘掛け椅子をガス・ストーブの傍へ曳きずっていって、疲れた身体をぐったりとその上に乗せた。
— 合作の二 『五階の窓』 青空文庫
やがて、彼はがっかりしたもののようにぐんなりと肘掛け椅子に寄りかかっていると、なんだか大急ぎで階段を駆け上がってくるような音が下から聞こえてきた。
— 合作の二 『五階の窓』 青空文庫
」「ええ、あれはいつでも掛っております」「有難うございました」 東屋氏は紙巻に火を点けて、ソファの肘掛けに寄り掛った。
— 大阪圭吉 『死の快走船』 青空文庫
私はその人たちに用があって、わざわざ音羽の方から尋ねて来たのだ」 この押し問答のうちに、入口にむかった肘掛け窓をほそ目にあけて、竹格子のあいだから表を覗いていたらしい一人の男が、大小をさして、草履を突っかけて、門口にその姿をあらわした。
— 白蝶怪 『半七捕物帳』 青空文庫
するとO君はいつもに似合はず、肘掛け窓の戸などをしめはじめた。
— 芥川龍之介 『O君の新秋』 青空文庫
作例 · 標準
ソファの肘掛けに腰掛けるのは危険なのでやめましょう。
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このリクライニングチェアは、肘掛けの角度も調整できる。
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「この椅子、肘掛けが広くていいね。」「うん、ここで本を読んだりするのにちょうどいいんだ。」
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