飽和
ほうわ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #18640 · 青空 214 例
標準
saturation
文例 · 用例
形状と色彩との関係は、色調を異にした二色または三色の対比作用によって形状上の二元性を色彩上にも言表わすか、または一色の濃淡の差あるいは一定の飽和度における一色が形状上の二元的対立に特殊な情調を与える役を演ずるかである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
そうして、色彩感覚のすべての色調が飽和の度を減じた究極は灰色になってしまう。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
灰色は飽和度の減少、すなわち色の淡さそのものを表わしている光覚である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
しからば茶色とはいかなる色であるかというに、赤から橙を経て黄に至る派手やかな色調が、黒味を帯びて飽和の度の減じたものである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
茶色が「いき」であるのは、一方に色調の華やかな性質と、他方に飽和度の減少とが、諦めを知る媚態、垢抜した色気を表現しているからである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
まず一般に飽和の減少していない鮮やかな色調としていかなる色が「いき」であるかということを考えてみるに、何らかの意味で黒味に適するような色調でなければならぬ。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
青より緑の方へ接近した色は「いき」であるためには普通は飽和の度と関係してくる。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
「松葉色の様なる御納戸」とか、木賊色とか、鶯色とかは、みな飽和度の減少によって特に「いき」の性質を備えているのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作例 · 標準
食塩を水に加え続け、これ以上溶けなくなった状態を飽和と呼ぶ。
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都会の人口密度はすでに飽和状態に達しており、交通渋滞が慢性化している。
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「もう無理、お腹が飽和してるよ…」と彼はデカ盛り料理を前に弱音を吐いた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
飽和(ほうわ) 飽和/シネマ - Ayaseのシングル。
出典: 飽和 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0