千分
せんぶん
名詞名詞-の形容詞
標準
division by 1000
文例 · 用例
それで問題も物理的に明白な意味のあるものにするには、例えば海面における光度の百分一とか千分一に減ずる深さ幾何とかいう事にしなければならぬ。
— 寺田寅彦 『物理学の応用について』 青空文庫
百分の一近辺のものは猩々、鹿、猫など、それから下って百分の一より千分の一の間にあるのが麒麟、象、羚羊、獅子、袋鼠、鷲、白鳥、雉、鼠、蛙、鯉など、なお一層下って千分の一より一万分の一の間には海馬、鯨、鰐、海鰻、章魚などがひかえている。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
人間の肉眼が細かいものを判別しうる範囲はおおよそどれくらいかというとまず一ミリの数十分の一以上のものである、最強度な顕微鏡の力を借りてもその数千分の一以下に下げる事はできぬ(もっとも細かいものの見える見えぬはその物の光度と周囲の光度との差によりまた大きさよりはむしろ視角によるが)。
— 寺田寅彦 『物理学と感覚』 青空文庫
そしてその物から来る光の波長が一ミリの二千分の一ないし三千分の一ぐらいの範囲内にあるのでなければもはや網膜に光の感じを起こさせる事ができない。
— 寺田寅彦 『物理学と感覚』 青空文庫
この偶然な二つの出来事の合致が起こるという確率は正確には計算しにくいが、とにかく千分の一とか二千分の一とかいう小数である。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
賓人よ、私の心の千分の一でもお察しになつたら、どうか奧樣と日出雄樣を助けると思つて、今夜の御出帆をお延べ下さい。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
プレモ、オオトシヤツタア、ソルントンシヤツタア、フオルカルプレンシヤツタア、カアルツアイス、百分の一、千分の一、テツサア、アナスチグマツト――さういふ寫眞用語がいかに歴亂として私の腦裡を動き、いかに胸躍るやうな空想を描かせ、いかに儚ない慰樂を與へたことか?
— ――私の寫眞修行―― 『寫眞と思ひ出』 青空文庫
総軍一万二千分って五軍となす。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
作例 · 標準
この数値を**千分**の一にするには、0.001を掛ければ良い。
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測定誤差は、**千分**の数パーセントに過ぎませんでした。
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**千分**という単位は、非常に細かい割合を示す際に使われるんです。
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