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全能

ぜんのう
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #28574 · 青空 215
1
標準
almighty
文例 · 用例
姑にいびられた嫁が後日自分で姑の地位に立った場合には綺麗に昔の行届かなかった自分を忘れてしまうように、自分が審査員になる頃にはたちまち全能の神のような心持になる、ということも全然この世にないとは限らない。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
ことに中学程度の生徒には教員の全知全能を期待するような傾向があるとすれば、なおさら教員の立場は苦しい訳であろう。
寺田寅彦 物理学実験の教授について 青空文庫
もしこの人と同じように考えるならば、ただ一人の全能の神が宇宙を支配しているという考えもいかにさびしく荒涼なものであろう。
寺田寅彦 相対性原理側面観 青空文庫
前者は集積し凝縮し電子となりプロトーンとなり、後者は一つにかたまり合って全能の神様になり天地の大道となった。
寺田寅彦 化け物の進化 青空文庫
その国の最高の科学が「主動的に」その全能力をあげて国政の枢機に参与し国防の計画に貢献するのが当然ではないかと思われるのに、事は全くこれに反するように思われるのである。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
もちろん、そのためには強烈無比、高潔至極の大生命の光照を享け、その自由暢達な働きによって自己の全能率を総動員して行くのでありますが、この妙用はまた自己一心の性能にも備わっているのであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
ほとんど完全に近く人をだまして、そうして、或るひとりの全知全能の者に見破られ、木っ葉みじんにやられて、死ぬる以上の赤恥をかかせられる、それが、「尊敬される」という状態の自分の定義でありました。
太宰治 人間失格 青空文庫
神神の生活 ひどく窮乏に惱まされ、乞食のやうな生涯を終つた男が、熱心に或る神を信仰し、最後迄も疑はず、その全能を信じて居た。
萩原朔太郎 宿命 青空文庫
作例 · 標準
彼はまるで自分が全能の神であるかのように振る舞い、周囲の意見を全く聞こうとしない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
どれだけAIが進化しても、人間の脳のようにあらゆる状況に対応できる全能な存在にはなれないだろう。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
子供の頃の私にとって、父は何でも知っていて何でも作れる、全能のヒーローのような存在だった。
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