場裏
じょうり
名詞
標準
arena (e.g. international arena)
文例 · 用例
現代俳壇の乱闘場裏に馳駆していられるように見える闘士のかたがたが俳句の精神をいかなるものと考えていられるかは自分の知らんと欲していまだよく知りつくすことのできないところである。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
それから二十分ほどしてから選炭場裏の六十度を描く赤土の絶壁の上に来ると、その絶壁の褶の間の暗がりを、猿のように身軽に辷り降りた。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
夕方は皆が食ひ物のことを考へて、きたない料理屋のごてごてしてゐる、工場裏の町通りを歩いてゐる。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
私は工場裏の路地を歩いて、とある長屋の二階窓から、鼠の死骸を投げつけられた。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
久し振り半運転にした汽鑵場裏は、物を忘れたようにシインとして、晴れ渡った青空から太陽が暑いくらい降り注いでいた。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
第一製鋼工場の平炉は今しも、底の方に沈んでいる最極上の鋼鉄の流れを放流しつくして、不純な鉱石混りの、俗に「※」と称するドロドロの火の流れを、工場裏の真暗い広場に惜し気もなく流し捨てている。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
「和尚はゆうべ、停車場裏のおでんやで彼等に遇つて、大議論の末につかみ合ひの大立廻りになつたんだつて!
— 牧野信一 『心象風景(続篇)』 青空文庫
私は、ともかく停車場裏居酒屋へ寄つて見た。
— 牧野信一 『心象風景(続篇)』 青空文庫
作例 · 標準
この場所は、国際的な場裏として、多くの注目を集めている。
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彼は、その分野の場裏で、長年活躍してきた経験豊富な人物だ。
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若手起業家たちは、この新しい場裏で、自らのアイデアを実現しようと競い合っている。
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