障子紙
しょうじがみ
名詞
標準
shoji paper
文例 · 用例
庇が波形に曲ったり垂れ落ちかかったり、障子紙が一とこま一とこま申合わせたように同じ形に裂けたり、石垣の一番はしっこが口を開いたりするという程度からだんだんひどくなって半潰家、潰家が見え出して来た。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
すすけた障子紙へ一滴の水をたらすとしみができるが、その輪郭は円にならなくて菊の花形になる。
— 寺田寅彦 『物理学圏外の物理的現象』 青空文庫
古障子の破れ穴のように無気力だった京都は、新しく障子紙を貼り替えたのだ。
— 織田作之助 『大阪の憂鬱』 青空文庫
穴だらけの障子紙へ、穴から抜けたように、すらりと立った、霧のような女の姿。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
障子に水飴色の陽が射して、ぽつん/\冬の蠅の障子紙に突当る音が聞えます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「うっちゃって置いてくれたまえ、自分で拭くから」と私は声をかけた「そうかなも、気の強いお子はんやなも」 二階には上ったが、隆太郎|余憤が晴れないと見えて、窓の障子紙をぴりぴりぴりと裂き初める。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
夕方電灯もつけぬ暗い六畳の間の真中にぺたりと坐り込み、腕ぐみして肩で息をしながら、障子紙の破れたところをじっと睨んでいた。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
じめじめと降り続く秋雨に湿った夜風が細々と通って来て、湿気でたるんだ障子紙をそっとあおって通った。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
お正月を迎える準備として、破れた箇所を補修するために障子紙を新調した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ホームセンターで強化タイプの障子紙を買ってきたので、今度は破れにくいはずだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
障子紙をきれいに貼るコツは、糊を均等につけてから一気に伸ばすことだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview