下輩
かはい異読 げはい
名詞
標準
inferior
文例 · 用例
その気持のよさは、とうてい足下輩の想像し得るところでない。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
然れども堺町役者共、町人|並商売見世等を出し、奉公人抔も常に人を抱へ、役者とて一通りの町人等、下輩に取扱ふ事もならず、大概常の挨拶は同輩なり。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
足下輩もし胆あらば、古人へは恥かし。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
足下輩もその仲間なり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
維新前後から明治の初年は芳幾の独り舞台、つづいて第一人者の芳年が出る、似顔専門の国周、風俗画の月耕、少し後れて芳年一門の年英、年方、別派の永濯、永興、永洗、下っては周延、国政以下輩出した。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
隠密のものは、禄は高いが士格としては下輩なので、めったに、こういう席に招じられることはない。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
いずくんぞ下輩曹操ごときに降りましょうや。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
「河内どの」「はっ」「おしえていただきたい」「何をば」「この尊氏が、下輩どもにまでうけている誤解とは、何なのか」「はて。
— 建武らくがき帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
「我々のような下輩が口を出せるような案件ではございませんので、上の判断を待ちましょう。」
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貴族社会においては、家柄によって上輩と下輩の境界が厳格に引かれていた。
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下輩の分際で主君の決定に異を唱えるとは、身の程を知らぬ振る舞いである。
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