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帯揚げ

おびあげ
名詞
1
標準
obi sash
文例 · 用例
笑い苦しめられた芸妓の一人が、その復讐のつもりもあって「姐さんは、そのとき、銀行の通帳を帯揚げから出して、お金ならこれだけありますと、その方に見せたというが、ほんとうですか」と訊く。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
子供じゃあるまいし、帯揚げのなんのって……」 こどものようになって、ぷんぷん怒るのである。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
やや旧派の束髪に結って、ふっくりとした前髪を取ってあるが、着物は木綿の縞物を着て、海老茶色の帯の末端が地について、帯揚げのところが、洗濯の手を動かすたびにかすかに揺く。
田山花袋 少女病 青空文庫
水色の帯揚げは絶対に胸元にみせない事。
林芙美子 晩菊 青空文庫
薄桃色の帯揚げが、際立って艶に若々しく見えた。
森鴎外 青年 青空文庫
サイは帯揚げの結びめでもゆるめたいような苦しい気になった。
宮本百合子 三月の第四日曜 青空文庫
夜、近所まで帯揚げのしんとピンを買いに行く。
一九一六年(大正五年) 日記 青空文庫
七瀬と八峯にも人形を出してやつて、それから着物を着更へやうと帯揚げを解きながら思ひついて縁側へ出て四畳半の書斎を覗いた。
與謝野晶子 日記のうち 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア

帯揚げ(おびあげ)は、着物の着付けに用いる和装小物の一つで、帯結びを立体的に形づけるための帯枕を体に固定するための細長い布。

出典: 帯揚げ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0