和洋折衷
わようせっちゅう
名詞名詞-の形容詞
標準
blending of Japanese and Western styles
文例 · 用例
彼女が自分の母屋を和洋折衷風に改築して、電化装置にしたのは、彼女が職業先の料亭のそれを見て来て、負けず嫌いからの思い立ちに違いないが、設備して見て、彼女はこの文明の利器が現す働きには、健康的で神秘なものを感ずるのだった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
この松王は欧洲でも上場されたことがあり、米国では紐育ではじめて上場されたのですが、その演出法が和洋折衷で面白くないというので不評であったそうです。
— 岡本綺堂 『米国の松王劇』 青空文庫
(――まことにお誂え向きにも、郊外風の割にガッシリした和洋折衷の建築だったのである。
— 渡辺温 『或る母の話』 青空文庫
而して彼等の色彩に對する要求は之を以つて滿足せずに、汽船宿の搏風を赤く塗り、和洋折衷の鰹船の舷を群青で飾るのである。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
二箇月立つか立たないうちに、和洋折衷とか云うような、二階家が建築せられる。
— 森鴎外 『鼠坂』 青空文庫
それが又大部分が中等以下の安バラック式で、何の事はない、目下の丸の内は、西洋式の大建築と日本式のゴチャゴチャした小店を詰め込んだ、極端な和洋折衷の姿である。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
びんたぼをチョッペリと出して、てっぺんに出来合いの小さなマゲをのせるのだったが、この和洋折衷のハイカラ髪は清子が嫁いで来てからの慣わしだった。
— 矢田津世子 『茶粥の記』 青空文庫
その向うにゴチック式の毒々しい色|硝子を嵌め込んだ和洋折衷の玄関が、贅沢にも真昼さなかから電燈を点けて覗いているもう一つ向うに、コンクリートの堂々たる西洋館が聳えているところを見ると、如何にも容易ならぬ金持らしい。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
作例 · 標準
彼のデザインした建物は、和洋折衷のスタイルが見事に融合している。
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現代の日本家屋には、和洋折衷の要素が多く取り入れられている。
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この料理は、和洋折衷の創作料理で、訪れる客を驚かせた。
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ウィキペディア
和洋折衷(わようせっちゅう)とは、日本風と西洋風(主にアメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア)の様式を共に取り入れること。江戸時代において幕末の朱子学者斎藤拙堂が唱えた。
出典: 和洋折衷 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0