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座頭

ざがしら
名詞頻度ランク #36860 · 青空 417
1
標準
leader of a troupe
文例 · 用例
幕間になると彼女は放蕩親爺の好色眼と若い男たちの漫然とした不可解な顔と、理智的な侮蔑のなかをクジャクのように満開して、奈落から通ずる楽屋へ座頭のヤマジ・マツノスケを訪ねた。
吉行エイスケ 女百貨店 青空文庫
――帰路に闇川橋を通りけるに、橋姫の宮のほとりにて、丈高くしたゝかなる座頭の坊、――としてあるが、宇都谷峠とは雲泥の相違、此のしたゝかなるとばかりでも一寸鐙は窪ませられる。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
座頭、琵琶箱を負ひて、がたりびしりと欄干を探り居たり。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
――琵琶箱負ひたる丈高きしたゝかな座頭一人、人通もなき闇川橋の欄干を、杖以てがたりびしりと探る――其の頭上には怪しき雲のむら/\とかゝるのが自然と見える。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
座頭申すやう、吾等去年、音にきゝし信濃なる彼の木曾の掛橋を通り申すに、橋杭立ち申さず、谷より谷へ掛渡しの鉄の鎖にて繋ぎ置き申候。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
――座頭むくと起直つて、腹を立て、道端にあつて往来の障なりと、二三十|人ばかりにても動かしがたき大石の角に手をかけ、曳やつといふて引起し、目より高くさし上げ、谷底へ投落す。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
――いかにも是ならば投げられる、――越中これを見て胆を消し、――とあつて、「さて/\御座頭は大力かな、我も少し力あり、何と慰みながら力競せまじきか。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
我も少し力ありて、やわか座頭に劣るまじい大力のほどが想はれる。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
作例 · 標準
座頭である彼女の一声で、劇団員たちは一斉に準備に取り掛かった。
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旅芸人の一座を率いる座頭として、興行の成功に全責任を負っている。
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あの若さで座頭を務めるとは、相当な実力と人望があるのだろう。
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ウィキペディア

座頭(ざとう)は、江戸期における盲人の階級の一つ。またこれより転じて按摩、鍼灸、琵琶法師などへの呼びかけとしても用いられた。

出典: 座頭 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0