案内人
あんないにん
名詞
標準
guide (on a tour, etc.)
文例 · 用例
案内人なしにいい加減な道を歩いていると道に迷うてとんでもない災難に会わなければならない。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
案内人として権威の価値は明らかであるが、同時に案内人の弊害もある事は割合に考える人が少ない。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
しかしこの案内人の流儀をあまり徹底させては、本当に科学を学修しようというもののためには非常な迷惑である事は申すまでもない。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
五ヶ国語を話してトーマス・クックの案内人を勤める伊太利男爵もあれば刺繍とピアノを教へる嫁入学校を拵へて一儲けする波蘭伯爵もある。
— 岡本かの子 『雪』 青空文庫
其の案内人が甚だ怪しい物騒千万なもので、此方から差出す手を向うから引捉んで竜宮の一町目あたりへ引込もうとするか何様かは知れたもので無いのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
「案内人が迎えに来ないうちに、逃げようじゃないか」と小八は女の手をぐっと握った。
— 田中貢太郎 『立山の亡者宿』 青空文庫
昼のうちはせい/″\山中を見物しときなさい、話は夜でも出来ますから――という先生の指図に任せ、私たちは宿の主を案内人に連れて、弁当持参で所々を見物して歩きました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
沼に身を投げた竜女を弔うため、麓の村では毎年、命日に赤飯を蒸してこの沼に投げ込んでやるのですが、赤飯は失せて、容器の殻だけが渚に漂い寄る、それがこれですという案内人の説明でした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日案内人について考えている。
案内人という言葉は日本語で重要だ。
彼は案内人の意味を理解している。
この文には案内人が含まれている。