アーク灯
アークとう
名詞
標準
arc light
文例 · 用例
円筒の外線には小さいアーク灯があって強い一条の光線を送り、写真の膜を通じて筒中のセレニウムを照らす。
— 寺田寅彦 『写真電送の新法』 青空文庫
すなわちアーク灯の陰極になっている炭の棒を不断廻転させ、陽極には金属の棒を用い、これを水素または炭酸瓦斯で包んでなお強い磁力をアークの光部に作用させる。
— 寺田寅彦 『無線電信の近状』 青空文庫
また近頃マルコニ氏はアーク灯などは用いず従来の火花式を少し変更すれば容易に規則正しい波を生ずる事を発明したと伝えられる。
— 寺田寅彦 『無線電信の近状』 青空文庫
近来電気の応用が盛んになるにつれて色々の事に炭を使う、白熱電灯の細い線も炭、アーク灯の中の光る棒も炭である、電話機の受話口の中の最も要用なものは炭でこしらえた丸薬のようなものである。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
――「薄紫きのアーク灯!
— 牧野信一 『晩春日記』 青空文庫
アーク灯の光は強いけれどそれでは新聞は読み難い。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
そして二三分の後には、もう暗い家の中を抜け出して、アーク灯の光のように白い戸外の夏の日をあびていたのだ。
— 平林初之輔 『秘密』 青空文庫
だがまたすぐにそれをはなして、泣きながら、アーク灯の濡れるような光を浴びて走って逃げ出しました。
— 平林初之輔 『華やかな罪過』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日アーク灯について考えている。
アーク灯という言葉は日本語で重要だ。
彼はアーク灯の意味を理解している。
この文にはアーク灯が含まれている。