袷
あわせ
名詞頻度ランク #3809 · 青空 1330 例
標準
lined kimono
文例 · 用例
銘仙の袷に金紗の羽織を着、兎の毛で縁をとつたオールドローズの繻子の肩掛に寒々とくるまり、海老茶の袴を胸高く穿いてゐる。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
冬近き日に袷をきて非有の窮乏は酢えはてたり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
袷を綿入に着かえて重くるしいのに裾が開きたがって仕方がない。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
實家の妹が、家内に袷を一枚、持つて來て、「これ、お母さんが、ねえさんにあげなさいつて。
— 太宰治 『當選の日』 青空文庫
彼は下駄を穿いて居る上に寝巻にして居た日本服の古袷に長マントを着て居たので、彼の異国風俗を人々は見返ったのだ。
— 岡本かの子 『伯林の落葉』 青空文庫
やがて、「民やはあのまた薬を持ってきて、それから縫掛けの袷を今日中に仕上げてしまいなさい……。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
それは十五年ばかり前に、村の呉服屋で買った、その当時は相当にいゝ袷柄だった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
」「袷じゃせに、これゃ寒いじゃろう。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
作例 · 標準
袷を使って文を作ってみた。
学生たちは袷について学習した。
袷の使い方は難しい。
先生は袷の定義を説明した。