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張出し窓

はりだしまど
名詞
1
標準
bay window
文例 · 用例
ある秋の日の黄昏近くのころ、私はロンドンのD――コーヒー・ハウスの大きな弓形張出し窓のところに腰を下していた。
THE MAN OF THE CROWD 群集の人 青空文庫
それを親たちの寝所になっていた六畳の張出し窓のところへ据えて、頻りに私が毛筆で書き出したのは、一篇の長篇小説であった。
宮本百合子 行方不明の処女作 青空文庫
どうせインチキの支那料理だろうと思って近寄ってみると豈計らんや、インチキでない証拠に、店の張出し窓の処にワンタン十銭、シウマイ十銭、チャアシュウ十銭、支那ソバ五十銭と書いた木札を立てて実物が陳列して在る。
夢野久作 超人鬚野博士 青空文庫
一棟はあきらかにきわめて古く、どっしりした石の柱のある張出し窓が突きだして、蔦が生いしげり、その葉かげから、小さな菱形の窓ガラスが月光にきらめいていた。
ワシントン・アーヴィング Washington Irving クリスマス・イーヴ 青空文庫
寝台は色あせてはいたが、豪華な紋緞子で、高い天蓋がついており、張出し窓と反対側の壁のくぼみのなかにあった。
ワシントン・アーヴィング Washington Irving クリスマス・イーヴ 青空文庫
彼女の顔が、かつて、のぞき、彼女の影が、かつて、映つていた二階の張出し窓は、雨戸が固く閉じられ、やがて朝日の射すであろう白々とした障子さえ、今は、見るすべもないのである。
岸田國士 光は影を 青空文庫
その上釘は古く錆付いて、格子を動かした位では外れさうもなく、主人は下帶一つの姿で、海を眺め乍ら、格子の内の張出し窓で安心して凉んでゐたといふのもうなづけます。
八五郎の戀人 錢形平次捕物控 青空文庫
表の方は張出し窓で、三軒一樣の造り、戀猫の通ひ路らしく庇がゆるんで、手摺に傷などのあるのが、淺ましく目立ちます。
死人の手紙 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
その洋館には、部屋の外側に張り出した張出し窓がいくつもあった。
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リビングルームの張出し窓からは、庭の美しい景色を眺めることができる。
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張出し窓の下にベンチを置いて、読書を楽しむのが彼女の習慣だ。
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