抗う
あらがう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞頻度ランク #10359 · 青空 91 例
標準
to go against
文例 · 用例
何と抗うてみても体験で固めたこの厚い扉のように堅く寂しい男の笑顔に対しては、爪も立たないように思われました。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
そこで旦那が、御覧じやした通りの体裁、や、抜けつ潜りつ、こやの軽いのにゃ飽倦ッちゃって、二人とも大汗になって、トド打掴え、掛けたのを外しにかかると、俯向けに倒れながら、まだ抵抗う気だ。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
鬼神に横道なし、と云う、情に抵抗う刃はない筈、」 枢をかたかた、ぐっと、さるを上げて、ずずん、かたりと開ける、袖を絞って蔽い果さず、燈は颯と夜風に消えた。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
重さに抗ったが、何故か抗う動作が体をしびらしてしまった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
するとこの時何者かが矢庭に背後から彼を引っつかむと、彼が抗う暇もなく兇暴なる腕は、彼の首をしめつけたまま忽ち壁に向って押し戻した。
— The Portrate of Dorian Gray 『絵姿』 青空文庫
抗うべき術もなくて、言わるるままに持ち合せの衣類取り出し、あるほどの者を巻きつくれば、身はごろごろと芋虫の如くになりて、頓て巡査に伴われ行く途上の歩みの息苦しかりしよ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
こういう勢いになったのは、大夫の詞に人を押しつける強みがあって、母親はそれに抗うことが出来ぬからである。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
その抗うことの出来ぬのは、どこか恐ろしいところがあるからである。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日抗うについて考えている。
抗うという言葉は日本語で重要だ。
彼は抗うの意味を理解している。
この文には抗うが含まれている。