廃娼
はいしょう
名詞
標準
abolition of licensed prostitution
文例 · 用例
四 沼南は廃娼を最後の使命として闘った。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
沼南はまた晩年を風紀の廓清に捧げて東奔西走廃娼禁酒を侃々するに寧日なかった。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
が、壮年の沼南は廃娼よりはむしろ拝娼で艶名隠れもなかった。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
上州一円に廃娼を実行したのは明治二十三年の春で、その当時妙義の町には八戸の妓楼と四十七人の娼妓があった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
上州一円は明治二十三年から廃娼を実行されているのである。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
群馬埼玉の二県はかつて廃娼論の盛んであった土地なので、その管内にはだるまばかり発達して、遊廓がない。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
矯風会の廃娼運動は、娘が娼妓に売られて来る根源の社会悪を殲滅し得ない。
— 宮本百合子 『若き世代への恋愛論』 青空文庫
従来欠かさず提出されていた婦選案、廃娼案が昭和八年の議会からは、提出されなくなった。
— 宮本百合子 『女性の歴史の七十四年』 青空文庫
作例 · 標準
廃娼運動に身を投じた彼女は、多くの女性たちの自由を求めて国会に請願した。
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かつての遊郭跡を歩きながら、廃娼が社会にどのような変化をもたらしたかを考えた。
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廃娼が実現するまでの道のりには、偏見や利権との長く険しい戦いがあった。
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