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冬日

ふゆび
名詞
1
標準
winter sun
文例 · 用例
時に野外や近郊を歩くときでも、彼はなお目前の自然の中に、転寝の夢に見る夢を感じて古寺やほうろく捨る芹の中 と、冬日だまりに散らばう廃跡の侘しさを咏むのであった。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
昭和九年二月著者我が心また新しく泣かんとす冬日暮れぬ思ひ起せや岩に牡蠣漂泊者の歌日は斷崖の上に登り憂ひは陸橋の下を低く歩めり。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
それは薄曇りの風の弱い冬日であったが、高知市の北から東へかけての一面の稲田は短い刈株を残したままに干上がって、しかもまだ御形も芽を出さず、落寞として霜枯れた冬田の上にはうすら寒い微風が少しの弛張もなく流れていた。
寺田寅彦 鴫突き 青空文庫
この場末の、冬日の中へ、きらびやかとも言ッつべく顕われたから、怪しいまで人の目を驚かした。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
* あちらの山で、こちらの河原で、または直ぐそこの野原の芝で、あれこれと採り集めた美しい虫の姿を箱に容れて、冬日の日向の中で哲学者の様な顔をしながら眺めてゐる俺の姿の鉛筆画よ。
牧野信一 冬日抄 青空文庫
星野雅弘……『冬日』この作品の良し悪るしを言ふのではないが、冬の日を描くとき彼は冬の日の空気といふものをよく捉へてゐる。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
具体的に言へば冬日の空気を画家が色として画布の上に移し得た巧みさをとる。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
この冬日にはその努力がなされてゐるので絵は余り好きではないが、良い努力だと考へた。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
作例 · 標準
障子を通して、柔らかい冬日が部屋の中に差し込んでいる。
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猫が縁側で、気持ちよさそうに冬日を浴びて昼寝をしていた。
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短い冬日を惜しむように、人々は家路を急いでいた。
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2
標準
day on which the temperature drops below 0°C
作例 · 標準
気象庁は、最低気温が0度未満の日を「冬日」と定義している。
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この冬は暖かく、まだ一度も冬日を記録していない。
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今朝は全国的に冷え込み、各地で今シーズン初の冬日となった。
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