些些
ささ
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #24627 · 青空 0 例
標準
trifling
文例 · 用例
谷君がこれから出掛けて飲みませんかといふと、出たさうだし出たくなささうであつた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
みよ兄は手に水桃をささげもち、いつさんにきみがかたへにしたひよる、この東京の日くれどき、兄の戀魚は青らみてゆきて、日毎にいたみしたたり、いまいきもたえだえ、あい子よ、ふたり哀しき日のしたに、ひとしれず草木の種を研ぐとても、さびしきはげに我等の素脚ならずや。
— 萩原朔太郎 『幼き妹に』 青空文庫
自分は前から、室生君と共に氏を訪ねる約束になつてゐたので、この突然の訪問に對し、いささか恐縮して丁寧に禮を返した。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
自分はいささか不安を感じた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
自分はいささか不審に思つた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
私はいささかでも便乗みたいな事は、てれくさくて、とても、ダメなのです。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
けれども、私の傍には厳然と、いささかも威儀を崩さず小坂氏が控えているのだ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
かくては「統一」の要求は忘れ果てられるのみならず、昔日の粗朴ささへもが、はや「血迷つた粗朴さ」でしかないのである。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
作例 · 標準
「そんな些些たることにこだわらず、もっと大きな視点で考えようよ。」
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あの時、些些たる理由で彼と喧嘩してしまったことを今でも後悔している。
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些些たる問題に時間を取られすぎて、肝心な作業が進まなかった。
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