幻辞.com

小虫

こむし異読 しょうちゅう
名詞
1
標準
small insect
文例 · 用例
高原地方や山麓の焼土に多く生棲していて、特に夏の日中に飛翔する小虫を捉えた着眼点にある。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
電燈から落ちて来る小虫がひっつくのかもしれない。
梶井基次郎 闇の絵巻 青空文庫
」と狸は低い声で言ひ、けれども、別段何も感じないらしく、ただもう好きなひとの傍にゐるといふ幸福感にぬくぬくとあたたまつてゐる様子で、どつしりと腰を落ちつけ、死魚のやうに濁つた眼であたりを見廻し、小虫を拾つて食べたりしながら、「しかし、おれは運のいい男だなあ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
その感じはハッキリしており、眼の前を飛ぶ小虫のように、執拗に追いのけられないものであった。
萩原朔太郎 ウォーソン夫人の黒猫 青空文庫
泣いても喚き叫んでも、追付かない、そして身体は毛氈苔に粘られた小虫のように、徐々に溶かされて行く、溶かされるのを知りつつ、何と術もなく、じーじー鳴きながら捉えられている。
岡本かの子 食魔 青空文庫
こゝろに白けた以上に白け切って眼の裏のまぼろしに、不思議と魚の浮嚢、餅の青黴、葉裏に一ぱい生みつけた小虫の卵、というようなものが代る/\ちらちら見え出して、身慄いが細い螺旋形の針金にでもつき刺されるように肩から首筋を刺した。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
小虫、微貝の臣等……」「欣幸、慶福。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫
虎これを見て我常に牙を惜しんで雑小虫をすら食わず。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
夏の夜、窓を開けておくと電灯の周りにたくさんの小虫が集まってくる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
森の中を歩いていると、目の前を小さな小虫が横切った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「うわっ、スープの中に小虫が入っちゃってる。最悪……」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
2
標準
vermicule
作例 · 標準
顕微鏡で土壌を観察すると、肉眼では見えない小虫がうごめいていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は古い文献を修復する際、紙を食べる小虫の被害を丁寧に調査した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
湿った落ち葉の下には、無数の小虫が潜んでいる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview