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金物

かなもの
名詞頻度ランク #23330 · 青空 375
1
標準
metal utensil
文例 · 用例
街路は冬のやうに白つちやけて、昔ながらの大道店が、ガマの油や、オツトセイや、古着類や、縞蛇や、得體のわからぬ壞れた金物類などを賣つてる。
萩原朔太郎 悲しい新宿 青空文庫
木綿をきり売りの手拭を下谷の天神で売出した男の話は神宮外苑のパン、サイダー売りを想わせ、『諸国咄』の終りにある、江戸中の町を歩いて落ちた金や金物を拾い集めた男の話は、近年隅田川口の泥ざらえで儲けた人の話を想い出させて面白い。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
扉の裏側には、「ネクタイピン、カフスボタン、眼鏡、財布、その他金物類、 ことに尖ったものは、みんなここに置いてください」と書いてありました。
宮沢賢治 注文の多い料理店 青空文庫
町の雑貨商店や金物店の息子たち、夏やすみで帰ったあちこちの中等学校の生徒、それからひるやすみの製板の人たちなどが、或は裸になって二人三人づつそのまっ白な岩に座ったり、また網シャツやゆるい青の半ずぼんをはいたり、青白い大きな麦稈帽をかぶったりして歩いてゐるのを見て行くのは、ほんたうにいゝ気持でした。
宮沢賢治 イギリス海岸 青空文庫
扉の裏側には、「ネクタイピン、カフスボタン、眼鏡、財布、その他金物類、 ことに尖つたものは、みんなこゝに置いてください」と書いてありました。
宮沢賢治 注文の多い料理店 青空文庫
それを携えた刑事や警官が、町中の、ありとあらゆる金物店について調査を進めた結果、ちょうど七月十五日の氏神祭の日のこと、写真にソックリの学生風の青年が、乗馬|倶楽部の者だと云って新しい藁切庖丁を一|梃買って行った。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
それは駅前の金物屋から四、五年前に二円で買って来たものだ。
太宰治 不審庵 青空文庫
間口三間くらゐの小ぢんまりした金物屋である。
太宰治 津軽 青空文庫
作例 · 標準
日曜大工に必要なネジや特殊なボルトを買いに、駅前の古い金物屋へ向かった。
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キッチンの引き出しには、栓抜きや缶切り、お玉といった金物がぎっしり詰まっている。
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外に置きっぱなしにしていた金物が錆びついてしまい、ネジがびくとも動かない。
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「いい金物は手入れさえすれば一生もんだ」と、大工の父は道具を大切に扱っていた。
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ウィキペディア

金物(かなもの)とは、金属製の器具・道具のこと。伝統的なものは特に金工品(きんこうひん)ともいう。

出典: 金物 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0