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薄利

はくり
名詞
1
標準
small profits
文例 · 用例
薄利多売主義」とか「負けぬ代りに安い」という看板は、こんなのに比べるととても廻りクドくて問題にならぬ。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
かと思うと、書物には文化出版、売り出しは文化的提供、文化的家具一式、叮嚀親切薄利多売は文化的広告なぞいう看板がある。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
「資本がほしいですが、無抵当で薄利で貸してもらう方法は」「この金を預けるたしかな銀行は」「これは焼け残った祖父の時代の証文ですが」 なぞいうので、東京市内が次第に落ち付いて来た程度を説明している。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
薄給と薄利の職業に従事している男及び無産無職の男は悉く結婚不能者である。
与謝野晶子 私娼の撲滅について 青空文庫
日露戦役後に渡来した其等の職業の邦人は、漸次支那人との競争に堪へかねて退卻したのに引代へ、支那人は初め邦人に使用されてゐた者が、暫くにして其等邦人の仕事を巧みに学び、その薄利勤勉の特長を以て、卻て邦人の職工と労働者とを駆逐し去つたのである。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
しかしやはり数多くやり、いはば薄利多売的傾向をもつてゐるので案外の金になるさうである。
北條民雄 癩院記録 青空文庫
私の経営方針は、店の経費が償われて職人その他の雇人に世間並みの待遇さえ出来れば、それ以上の利益はなくとも宜しいという信念に立っていたから、薄利多売大いに同感であるが、その店のようにミルクやジャムをほとんど無手数料で売っていたのでは、いくら売れたにしても店の立ちようがない。
――所信と体験―― 一商人として 青空文庫
とにかく我々の店で薄利多売を主義として理想的の経営をするとしても、最低一割五、六分の経費は必要であって、それに些少の利得を加算して二割の販売差益を受けるのは当然のことである。
――所信と体験―― 一商人として 青空文庫
作例 · 標準
薄利であっても、顧客満足度を優先する。
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その店は薄利で商品を販売しているが、常連客が多い。
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薄利な商売では、回転率を上げることが重要になる。
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