自腹を切る
じばらをきる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to pay with one's own money
文例 · 用例
できるだけ切りつめて、目立たぬところは手を抜くより法はない」「黙って家来に任しておいてもらいたいな、こんなことは」「いくらか、こんなときにいつもの埋合せがつくくらいにな」「悪くすると、自腹を切ることになるからな」「そうだ!
— 菊池寛 『吉良上野の立場』 青空文庫
「情人でも何でもないものなら、お前が自腹を切る謂われはないじゃないか。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
当日の御馳走は家から拵えて持って行っても決して原料を一人前二十銭よりよけい持出してはならん、即ち競争の結果で社員が自腹を切るようになっては困るから是非とも二十銭以内の原料で作らなければならん、その代り原料へ手数をかける事は社員の好意次第とこういう事に極めました。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
この辺で道庵も引きさがってしまえば無事なんですけれども、どうしてどうして、そんなことでおさまるくらいなら、今坂の三蒸籠も自腹を切るはずがない、忽ち今度は高綱が出る役どころの親玉を見つけると、「や、親方、おめえさんだね、いま光秀をおやりなすったなあ。
— 胆吹の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
こういうデマのもとに、こういう人気を呼んでみると、この場に於て、信用に答えるだけの自腹を切るか、そうでなければ、こっそり夜逃げをしてしまわなければ乗切れるものではないということを、道庵が感じないわけにはゆきません。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
金はかかるけど、自腹を切るから臨時列車を出してもらおう」「刑事さん、馬鹿げているぜ、こんな田舎駅で臨時列車とは。
— The Mystery of the Four Fingers 『謎の四つ指』 青空文庫
作例 · 標準
部下たちがプロジェクトを成功させたお祝いに、部長は自腹を切って高級な寿司をご馳走した。
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「予算が足りないからといって、君が自腹を切る必要はない。会社と交渉してみるよ」
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自分のミスで壊してしまった備品を、こっそり自腹を切って新しいものに買い替えておいた。
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