譲り受け
ゆずりうけ
名詞頻度ランク #26116 · 青空 3 例
標準
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文例 · 用例
小野は昨日の午後初めてその事を葛飾に打ち明けて美代子をあらためて譲り受けたいと申し出た。
— 渡辺温 『遺書に就て』 青空文庫
主人から譲り受けた出入り先きの五倍、七倍、十倍、年と共に得意の大名の数を増し、二十余台の馬力車は彼の広大な屋敷内に羅列する幾十の倉々から荷を載せて毎日、江戸へ向けて出発した。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
そして、その偶人は遺言によって、三人の武士に贈られたが、その一つが林田老人の知りあいの熊本の武士へ往き、それを後に林田老人が譲り受けたものであった。
— 田中貢太郎 『偶人物語』 青空文庫
「先祖代々の形容に絶した苦心の集積を譲り受けて衣食するのだぞ。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
あの男が少壮にして鉅万の富を譲り受けた時、どう云う志望を懐いていたか、どう云う活動を試みたか、それは僕に語る人がなかった。
— 森鴎外 『百物語』 青空文庫
手道具なども昔の品の使い慣らしたりっぱな物のあるのを、生物識りの骨董好きの人が、だれに製作させた物、某の傑作があると聞いて、譲り受けたいと、想像のできる貧乏さを軽蔑して申し込んでくるのを、例のように女房たちは、「しかたのないことでございますよ。
— 蓬生 『源氏物語』 青空文庫
予が有名な漢方医家の本草品彙を譲り受けて保存せる中に、今も多少存し、製薬学上の参考要品に相違なければ、そのうち携えて上京し東京帝大へ献納せんと思う。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
かくて人間は万物の長として、最初上帝が賜わった三十年の間は何一つ苦労なしに面白く暮し遊ぶが、三十過ぎてより五十まではもと驢から譲り受けた年齢故、食少なく事煩わしく、未来の備えに蓄うる事にのみ苦労する。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
叔父から大切にしていた絵画を譲り受けた。
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会社の事業譲り受けの手続きが無事に完了した。
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この骨董品は、代々譲り受けられてきたものらしい。
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