頻る
しきる
接尾辞動詞-五段-ラ行
標準
to do ... incessantly
文例 · 用例
続いて、がたがたと些と荒く出ると、拍子に掛かって、きりきりきり、きりりりり、と鳴き頻る。
— 泉鏡花 『海の使者』 青空文庫
加之も夜の更けると共に、寒い雨が意地悪く降頻るので、人々も寒気と飢とに疲れて来た。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
一面に降頻る粉雪は、戸を明けるのを待って居た様に、庭の方から忽ち颯と吹き込んで来た。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
下町とはいひながら、雨のふり頻る寒い夜に、電車を待つ人の傘の影が路一ぱいに重なり合つてゐるのを見ると、よほど前から電車は来ないらしい。
— 岡本綺堂 『赤い杭』 青空文庫
雪を当込んだ催ではなかったけれども、黄昏が白くなって、さて小留みもなく降頻る。
— 泉鏡花 『第二菎蒻本』 青空文庫
さて猟夫が、雪の降頻る中を、朝の間に森へ行くと、幹と根と一面の白い上に、既に縦横に靴で踏込んだあとがあった。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
一月十七日なる感はいと劇く動きて、宮は降頻る雪に或言を聴くが如く佇めり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
風の暴頻る響動に紛れて、寝耳にこれを聞着る者も無かりければ、誰一人|出て噪がざる間に、火は烈々と下屋に延きて、厨の燃立つ底より一声|叫喚せるは誰、狂女は※々として高く笑ひぬ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
作例 · 標準
窓の外では、朝から雨が降り頻っていて、一向に止む気配がない。
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試合に敗れた選手は、自分の不甲斐なさを悔やんで、涙を流し頻った。
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真夏の太陽が照り頻る中、工事現場の作業員たちは黙々と作業を続けている。
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標準
to happen repeatedly
作例 · 標準
最近この地域では不審火が起き頻っているので、夜間のパトロールを強化している。
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古い機械の故障が起き頻るようになり、ついに買い替えを決断した。
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景気の悪化に伴い、中小企業の倒産が起き頻るという最悪のシナリオが懸念されている。
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