暴風雨
ぼうふうう異読 あらし
名詞頻度ランク #34822 · 青空 11 例
標準
rainstorm
文例 · 用例
大風の朝も赤し唐辛子 暴風雨の朝、畠の作物も吹き荒され、万目荒寥として枯れた中に、ひとり唐辛子の実だけが赤々として、昨日に変らず色づいているのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
鼠色の印象(暴風雨前の富士山及び白峰山脈) 汽車の中は、蒸されるように混んだ、肘と肘と触れ、背と背と合された人々が、駅ごとに二、三人ずつ減る、はてはバラバラになって、最後の停車場から、大きな、粗い圏を地平線に描いて散った、そうして思い思いの方向へと往った。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
この暴風雨がいつまでつづくか解らぬ、それよりも、差し当りこんなところに、今夜野宿が出来るか、否かが疑問である、思い切って谷へ下りようか、谷へ下りれば、この旅行の中止を意味することになる、一行は思い悩んで決し兼ねた……何だか筋骨を抜かれたように、気落がして、私も眼が重くなった。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
峰から峰の偃松は、暴風雨のあとの海原のように凪いで、けろりと静まりかえっている、谷底の風の呻吟は、山の上が静粛になるだけ、それだけ、一層|凄まじく高く響いて来る。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
地震のために折れ落ちたのかそれとも今朝の暴風雨で折れたのか分らない。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
時には数百里も遠い大洋のまん中であばれている台風のために起こった波のうねりが、ここらの海岸まで寄せて来て、暴風雨の先ぶれをする事もあります。
— 寺田寅彦 『夏の小半日』 青空文庫
6 夜になって襲来した暴風雨が、街から灯火を奪った。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
二 九月二十四日の暴風雨に庭の桜の樹が一本折れた。
— 寺田寅彦 『断片(2)』 青空文庫
作例 · 標準
夜中に突然の暴風雨が襲い、窓がガタガタと音を立てた。
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暴風雨の中、彼は傘もささずに駅へと急いだ。
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昨日の暴風雨で、あちこちで停電が発生した。
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