番号札
ばんごうふだ
名詞
標準
numbered tag
文例 · 用例
それから大急ぎで洋服を脱いで、衣桁に引っかけてあった浴衣に手早く袖を通し、泥だらけの洋服とワイシャツとズボンを丸めて、番号札のついた脱衣戸棚と天井裏との間に出来ている暗がりに突込んだ。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
とにかくその七月いっぱいに私のした仕事は、一、北極熊|剥製方をテラキ標本製作所に照会の件一、ヤークシャ山頂火山弾運搬費用|見積の件一、植物標本|褪色調査の件一、新番号札二千三百枚調製の件 などでした。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
やがて事務所から中年の婦人が出て来て、「番号札をお渡し致します。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
淡島屋のでなければ軽焼は風味も良くないし、疱瘡痲疹の呪いにもならないように誰いうとなく言い囃したので、疱瘡痲疹の流行時には店前が市をなし、一々番号札を渡して札順で売ったもんだ。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
白いエプロンの襟に真鍮の番号札をつけた光子は、三四郎のそばに立って一寸あたりに気をくばりながら低声で言った。
— 平林初之輔 『山吹町の殺人』 青空文庫
麻の大前垂をかけ、ニッケルの番号札を胸に下げて爺の赤帽は、ぼんやりした口調で、 ――波止場へは別だよ。
— 宮本百合子 『新しきシベリアを横切る』 青空文庫
ズラリと揺籃を並べ、小さい胸元に金の番号札をつけて眠ったり、欠伸をしたり、元気のいい赤坊唱歌(泣くこと)をやったりしてる。
— ――新しい社会の母―― 『モスクワ日記から』 青空文庫
赤坊たちの胸に光ってる金の番号札が、母親の寝台番号だ。
— ――新しい社会の母―― 『モスクワ日記から』 青空文庫
作例 · 標準
病院の受付で、番号札を受け取って待った。
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彼のコレクションには、珍しいイベントの番号札が含まれている。
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「順番待ちのため、こちらの番号札をお取りください。」
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