冬場
ふゆば
名詞頻度ランク #18692 · 青空 12 例
標準
wintertime
文例 · 用例
云うまでなく、この当時の大相撲すなわち勧進相撲は春場所と冬場所の二回で、冬場所は十月の末頃から十一月にかけて晴天十日の興行と決まっていた。
— 薄雲の碁盤 『半七捕物帳』 青空文庫
その冬場所が終った後で、呼び出しの三太は江戸に遊んでいるらしかった。
— 薄雲の碁盤 『半七捕物帳』 青空文庫
「親分、お寒うございます」「冬場所はたいそう景気が好かったそうだね」「世間がそうぞうしいのでどうだかと案じていましたが、お蔭でまあ繁昌でした」「いいところでおめえに逢った。
— 薄雲の碁盤 『半七捕物帳』 青空文庫
そんな屈托があるためか、この冬場所の万力は白星四つ、黒星六つという負け越しで、大いに器量を下げました。
— 薄雲の碁盤 『半七捕物帳』 青空文庫
信州の山國そだちで、百姓をして暮してゐるのだけれど、冬になると雪に埋れて、何の仕事もない寒村なので、この一二年、冬場になると東京へ働きに出て來てゐるのである。
— 林芙美子 『玄關の手帖』 青空文庫
もっとも冬場でも、まぐろの腹部の肉、俗に砂摺りというところが脂身であるゆえに、木目のような皮の部分が噛み切れない筋となるから、この部分は細切りして、「ねぎま」というなべものにして、寒い時分、東京人のよろこぶものである。
— 北大路魯山人 『鮪を食う話』 青空文庫
何がしといふ若者の宅では、その日の昼頃母ぢやが庭の隅の物置小屋に、多分昼食の仕度のためででもあつたらう、冬場の貯へに仕こんでおいたいわしの糠漬けを出しにいつた。
— 三好達治 『海辺の窓』 青空文庫
米搗の男達は、大概冬場だけ國許から稼ぎに出て來る越後者が多く、御厩河岸の仕事場に寢起して、夏場は留守番二人だけになつてしまひます。
— 猫の首環 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
冬場は空気が乾燥するので、加湿器が欠かせない。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
夏はビアガーデンとして賑わうこの場所も、冬場は閑散としている。
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冬場になると、水道管の凍結に注意が必要だ。
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