大局的
たいきょくてき
形容動詞
標準
broad (view, perspective, etc.)
文例 · 用例
べったりと、大局的抑揚少く、日から夜へ夜から日へと進んでゆく。
— 宮本百合子 『長篇作家としてのマクシム・ゴーリキイ』 青空文庫
そして、大局的に眺めわたせば、現代の紛糾と困難を縫って猶プロレタリア作品が生れざるを得ない社会の現実の姿が浮上って来るのである。
— 宮本百合子 『プロ文学の中間報告』 青空文庫
こんにちの歴史の局面について世界史的に、大局的に判断することが可能なような知的な自由というものを知識人は与えられていない。
— ――今日の民衆、知識人への課題―― 『全体主義への吟味』 青空文庫
「伸子」という主人公の立場から凡ての周囲の人間関係を描いて居り、作者はこの小説で、世間で、愛情と呼ばれて通用している男女の間の感情でも、それが人間的に互を高めるものでなければ、そういう大局的な見通しと叡智とを持ったものでなければ本質的な愛とは言えないこと。
— 宮本百合子 『「伸子」について』 青空文庫
同時にそれが大局的にみて百年の為に何事かを計画するという愉快な気分を失っていることでも互に似通っている。
— ――常識とはどういうものだろう―― 『山の彼方は』 青空文庫
第二次大戦後の世界文学は、その進歩的な発展的な面では、大局的にそして決定的に民主と平和の方向をとっています。
— ――新日本文学会第四回大会最終日に―― 『討論に即しての感想』 青空文庫
ゴーリキイは農村に関するこの個人的、肉体的見解、感情のために、ロシアの現実の大局的理解を誤った時期さえある。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
そして、読者としての作家・評論家を大局的に云えば決してその例外に置かれているのではないのである。
— 宮本百合子 『今日の作家と読者』 青空文庫
作例 · 標準
将棋の対局では、対局時計を使って持ち時間が管理される。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
対局時計のボタンを押すタイミングは、戦略上非常に重要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
対局時計がカチカチと音を立て、緊張感が高まる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite