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何番

なんばん
名詞
1
標準
what number
文例 · 用例
上根岸百何番とあるからこの辺かと思うが何一つ昔の見覚えのあるものはない。
寺田寅彦 子規自筆の根岸地図 青空文庫
そのうちにある室で何番目の窓からどの方向を見ると景色がいいという事を教えたのがあった。
寺田寅彦 科学上における権威の価値と弊害 青空文庫
これもおそらく蛾が一種の光度計を所有しているためであろうが、それにしても何町何番地のどの家のどの部分に烏瓜の花が咲いているということを、前からちゃんと承知しており、またそこまでの通路をあらかじめすっかり研究しておいたかのように真一文字に飛んで来るのである。
寺田寅彦 烏瓜の花と蛾 青空文庫
お秀は嘆息ついて、そして淋びしそうな笑を顔に浮かべ、「ほんに左様ですよ、人様のお話の取次をして何番々々と言って居るうちに日が立ちますからねエ」と言って「おほほほほ」と軽く笑う。
国木田独歩 二少女 青空文庫
またそれは一番から順に検番に張り出され、何番かまではお金が出る由言った。
梶井基次郎 ある心の風景 青空文庫
友はまた京都にいた時代、電車の窓と窓がすれちがうとき「あちらの第何番目の窓にいる娘が今度自分の生活に交渉を持って来るのだ」とその番号を心のなかで極め、託宣を聴くような気持ですれちがうのを待っていた――そんなことをした時もあったとその日云っておりました。
――或る私信―― 橡の花 青空文庫
……御威勢のほどは、後年地方長官会議の節に上京なされると、電話第何番と言うのが見得の旅館へ宿って、葱の※で、東京の町へ出らるる御身分とは夢にも思われない。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
何番という番号のついた売り場に妻子をつれて買い物に来ている人が幾組もある。
寺田寅彦 丸善と三越 青空文庫
作例 · 標準
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