火山弾
かざんだん
名詞
標準
volcanic bomb
文例 · 用例
小舎が近ごろ出来て保存の不完全な火山弾が、一つ二つ庭に転がっている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
それは福慈岳が噴き出した火山弾の一つであるのだった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
翁は掌の上に載せた火山弾にだんだん切ない重みを感じながら、その娘に対し氷にもなれというような呪詛をかけたことのおよそ見当違いでもあり、無慈悲な仕打ちであることが悔まれた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
訣れは憤りと呪いを置土産にいで立ったものの、渡海の夜船の雨泊中に娘の家の庭から拾って来た福慈岳の火山弾を取出してみて、それが涙痕の形をしており、魚の形をしており、また血の色をしているところから福慈岳神としての娘の苦労を察し、決意のほどもほぼ覗えた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
本体には富士の火山弾が祭ってある。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
多稜形をした外面が黒く緻密な岩はだを示して、それに深い亀裂の入った麺麭殻型の火山弾もある。
— 寺田寅彦 『小浅間』 青空文庫
実際この種の火山弾の破片で内部の軽石状構造を示すものが多いようである。
— 寺田寅彦 『小浅間』 青空文庫
途中で拾った小さな火山弾の標本をおみやげにもらった。
— 寺田寅彦 『小浅間』 青空文庫
作例 · 標準
「うわっ、あんな大きな岩が空から降ってくるの? 火山弾の破壊力って凄まじいんだね。」
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噴火現場の近くで、ラグビーボールのような形をした巨大な火山弾が見つかった。
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火山弾の直撃を受け、観測所の建物の一部が無残に破壊されている。
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ウィキペディア
火山弾 とは、火山の噴火で溶岩の一部が放出される際に、飛散しながら冷却・形成される直径64mmより大きい紡錘状・球状・リボン状・パン皮状などの特徴的形態をもつ火山岩塊である。
出典: 火山弾 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0