こける
こける
接尾辞動詞-一段
標準
to continue heartily doing ...
文例 · 用例
大概の家では女中らはもちろん奥さんや娘さんまでのぞきに出て来て、道化た面をかぶった異風な小こじきの狂態に笑いこける。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
なんでもないことにでも大聲たてて笑ひこける。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
それで子供らは、そういういくつかの取っておきの話の中から、あれをこれをと注文して話させては笑いこけるのであった。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
また晴天の日、松林を走るやうな愉快な疳の高い日の氏は、腸の蟲まで笑ひこける、押へつけられないやうな氣がする。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
そして私がその事を話すと男の児の様な快活な母は大きな口を開いて笑ひこけるのでした。
— 断片三種 『処女時代の追憶』 青空文庫
一ばん先に欲しがられた雀こ、大幅こけるどもし、おしめの一羽は泣いても泣いても足えへんでば。
— 井伏鱒二へ。津軽の言葉で。 『雀こ』 青空文庫
五 一日、雪降り凜※たる寒気の中を例の如く太七の家の前を通るうち、プッツと切れた下駄の鼻緒に転ぶ途端、無作法に笑ひこける太七の家の職人共に、何が可笑しいと詰り寄るうち、ふと一人の職人が細工場の戸を開けて外を窺つた。
— 幸田露伴 『名工出世譚』 青空文庫
それが大抵は語れば一座が皆どつと笑ひこけるやうなことのみに屬して居るらしい。
— 長塚節 『記憶のまゝ』 青空文庫
作例 · 標準
彼は負けず嫌いで、一度勝負が始まると最後までやりこける。
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幼い娘は、お気に入りのおもちゃでいつまでも遊びこけている。
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夢中になって本を読みこけていたら、いつの間にか外が明るくなっていた。
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