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飯米

はんまい
名詞
1
標準
rice
文例 · 用例
今日の支出は、――木賃二十五銭、飯米五合、たばこ四銭、端書六銭、酒代十銭、……伊佐は風流な町だ、山あり田あり、鶯が鳴き不如帰が鳴く、狼が出るかも知れない、沙漠のやうに石灰工場の粉が吹き流れてゐる。
伊佐行乞 行乞記 青空文庫
こん生畜生め、暮れの飯米もねいのに、博打ぶちたあ何事たって、どなったまではよかったけど、そら眼真暗だから親父と思ってしがみついたのがその親分の定公であったとさ。
伊藤左千夫 隣の嫁 青空文庫
彼の家の小作人達が、小作米を自分の処へ持って来ると、後に残る米は一箇年間の飯米にも足りないほどで、買う物のために売る物の無いのに、ひどく困って居るのを気の毒に思ったからである。
佐左木俊郎 黒い地帯 青空文庫
『馬鹿ッ、上官に反抗するか、上官は敵前渡河は馬に乗つてやるもんぢや―』  村会の議題『旦那の湯加減並に蝋燭製造の件』 電燈も、飯米も、肥料も、種子もない。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
――小作は毎日毎日の飯米にさえ困った。
小林多喜二 不在地主 青空文庫
――親子五人の口をつなぐ飯米の最後の二俵を、親爺の留守のあいだに橇で町へ運び出し、金に代え、それを博奕のもとでに使い果してしまったのはつい一週間まえのことだ。
島木健作 鰊漁場 青空文庫
その年のうちに飯米なくなって唐黍に芋まぜてくっとるぞな。
島木健作 鰊漁場 青空文庫
全部飯米にするのならいいとして、うちでだつて少しは賣らなくちやならないでせう。
島木健作 生活の探求 青空文庫
作例 · 標準
昔は、飯米の確保が一番の課題だった。
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今年は豊作で、各家庭に十分な飯米が行き渡った。
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彼は農家なので、自分の畑で採れた飯米を食べている。
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