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雑嚢

ざつのう
名詞
1
標準
duffel bag
文例 · 用例
雑嚢や何かもここの芝へおろしておいていい行かないものもあるだろうから。
宮沢賢治 台川 青空文庫
黒の制服を着て雑嚢をさげ、ひどくはしゃいで笑っている。
宮沢賢治 台川 青空文庫
ああ北海道、雑嚢を下げてマントをぐるぐる捲いて肩にかけて津軽海峡をみんなと船で渡ったらどんなに嬉しいだろう。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
つめたがいにやられたのだな朝からこんないい標本がとれるならひるすぎは十字狐だってとれるにちがいないと私は思いながらそれを拾って雑嚢に入れたのでした。
宮沢賢治 サガレンと八月 青空文庫
雑嚢や何かもこゝの芝へおろして置いていゝ行かないものもあるだらうから。
宮沢賢治 台川 青空文庫
黒の制服を着て雑嚢をさげ、ひどくはしゃいで笑ってゐる。
宮沢賢治 台川 青空文庫
一行は朝から重い天幕だの、写真器械だの、食糧品だの、雑嚢だのを引担ぎ、既に数里の道をテクテク歩き、流るる汗は滝のごとく、身体も多少疲れたので、このさき大子駅まで四、五里の間、二人ばかり荷物を担ぐ人夫を雇いたいものだ、と村中駆け回って談判に及んだが、誰も進んで行こうとする者はない。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
(一六)拝殿の一夜 サア天狗様へ御|挨拶も済んだというので、一同は奥殿の片隅を拝借し、多くはビショビショに濡れたまま、雑嚢や新しい草鞋を枕に横わったが、なかなか以て眠られる次第ではない。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
作例 · 標準
古い軍装品店で、戦時中に兵士が使っていた本革製の雑嚢を見つけた。
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彼は登山の際、すぐに取り出したい道具を入れるための雑嚢を肩から下げている。
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キャンバス地の丈夫な雑嚢には、スケッチブックと鉛筆がぎっしり詰まっていた。
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ウィキペディア

雑嚢(ざつのう)は、「雑多な物」を収納することを目的とした鞄の一種。

出典: 雑嚢 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0