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画舫

がぼう
名詞
1
標準
exquisitely decorated pleasure boat
文例 · 用例
酒楼の下の岸には画舫もある、舫中の人などは胡麻半粒ほどであるが、やはり様子が分明に見える。
幸田露伴 観画談 青空文庫
南方へ往って官吏をしていて、十余年目に故郷へ帰ってきたが、洞庭を舟で通っていると、一艘の画舫がいた。
田中貢太郎 西湖主 青空文庫
水の上には霞がかかってあるかないかの波が緩く画舫にからんでいた。
田中貢太郎 西湖主 青空文庫
その時美しい女があってその画舫の窓を啓けてそこに憑れながら四辺を眺めた。
田中貢太郎 西湖主 青空文庫
梁は画舫の中へ目をやった。
田中貢太郎 西湖主 青空文庫
のちに芥川龍之介氏の「支那游記」をよむと、同氏もここに画舫をつないで、槐の梧桐の下で西湖の水をながめながら、同じ飯館の老酒をすすり、生姜煮の鯉を食ったとしるされている。
岡本綺堂 女侠伝 青空文庫
わたし達も好きで雨の日を択んだわけではなかったが、ゆうべは杭州の旅館に泊って、きょうは西湖を遊覧する予定になっていたのであるから、空模様のすこし怪しいのを覚悟の上で、いわゆる画舫なるものに乗って出ると、果して細かい雨がほろほろと降りかかって来た。
岡本綺堂 女侠伝 青空文庫
型のごとくに蘇小小の墳、岳王の墓、それからそれへと見物ながらに参詣して、かの楼外楼の下に画舫をつないだ頃には、空はいよいよ陰って来た。
岡本綺堂 女侠伝 青空文庫
作例 · 標準
夜の川面には、提灯で美しく飾られた画舫がゆったりと進んでいく。
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平安時代の貴族たちは、画舫に乗って月見や歌会を楽しんだという。
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花火大会の夜、特別に貸し切った画舫から見上げる景色は格別だった。
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古都の運河を巡る画舫ツアーは、観光客に大変人気がある。
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