虐待者
ぎゃくたいしゃ
名詞
標準
abuser (of a person or animal)
文例 · 用例
夢の中の虐待者に対する恐怖感迄が甦って来て彼を脅した。
— 幸福 『南島譚』 青空文庫
被虐待者寒む風のなかで私は幾人かの借金取りに逢つた。
— 福士幸次郎 『展望』 青空文庫
」 被害者の希望、歓喜は、虐待者の憂慮である。
— 羽志主水 『監獄部屋』 青空文庫
バックは、のどと舌の堪え難い痛みに気が遠くなり、命はなかば抜け去つていながらも、虐待者に対抗しようとした。
— THE CALL OF THE WILD 『荒野の呼び声』 青空文庫
ぼろ衣物を着ていて、頭に櫛を入れたこともない、人相の悪い連中なので、バックは虐待者がふえたなと思い、憤激して格子の間から彼等に向つて襲いかかつた。
— THE CALL OF THE WILD 『荒野の呼び声』 青空文庫
この男だな次の虐待者は、とバックは判断した。
— THE CALL OF THE WILD 『荒野の呼び声』 青空文庫
西欧諸国に於ては動物虐待者は一々法律上処罰せらるゝものなり。
— ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 『鰐』 青空文庫
他の有象無象に対するときは、最も冷酷な虐待者も、博愛心に富み、教養の豊かなヨーロッパ人でございといった顔をして、いやに慇懃で謙遜な態度を示すけれど、そのくせ、子供をいじめることが大好きなんだ。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫