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木石

ぼくせき
名詞
1
標準
trees and stones
文例 · 用例
かとおもうとまたそれは人間というより木石の如く、はたの神経とはまったく無交渉な様子で黙々といくつかの鮨をつまんで、さっさと帰って行く客もある。
岡本かの子 青空文庫
こんな事を言っていると、いかにも私は我慢してキザに木石を装っている男か、或いは、イムポテンツか、或いは、実は意馬心猿なりと雖も如何せんもてず、振られどおしの男のように思うひともあるかも知れぬが、私は決してイムポテンツでもないし、また、そんな、振られどおしの哀れな男でも無いつもりでいる。
太宰治 チャンス 青空文庫
そなたは飽まで木石の味方をされるゆえ、わたしは何処までも人情の味方をせずばなるまい。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
さう思つて見ると、お庭の木石の配置なども、どこやら似てゐる。
太宰治 津軽 青空文庫
且 木石と共に居りて、氷檗と 志 堅く守りぬ。
幸田露伴 運命 青空文庫
人間を悉く木石の偶像とならしむるに屈竟の社殿は、この狭屋なるべし。
北村透谷 人生に相渉るとは何の謂ぞ 青空文庫
城中の宗徒も今日が最後と覚悟したから、矢丸を惜しまず、木石を落し、器具に火をつけて投げ、必死に防ぐ。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
木石にあらず己も男だ、と何も下司にタンカを切ったわけではない。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
作例 · 標準
天地創造の物語では、まず山川木石が形作られ、その後に生命が吹き込まれた。
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禅寺の庭園は、ただの木石を配置することで宇宙の真理を表現している。
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自然豊かなこの島には、人間が手をつけていない木石の美しさがそのまま残っている。
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2
標準
unfeeling person
作例 · 標準
彼はどれほど悲惨な光景を目にしても眉一つ動かさない、まるで木石のような男だ。
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情熱的な告白を受けても、彼女は木石のごとく冷ややかな態度を崩さなかった。
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「私を木石だと思っているのか」と、彼は抑えていた感情を爆発させた。
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